JICOの歴史
1873年、縫い針の一大産地として栄えた浜坂に、仲川製針工場として創業。 時間の糸がたどる開発の道程は、思いがけず、多様な製品を生み出すことになります。 転機となったのが、1877年の蓄音機の発明です。 1909年に、国内での製造が開始され、需要が高まった蓄音機。 そのような時代背景の中、縫い針の製造技術を応用し、1949年に蓄音機用鋼鉄針の製造を開始しました。 そして1966年。鋼鉄針の製造技術を基に、レコード針の生産を開始。 その製造に必要な、工具や治具などの設計・製作から始まったレコード針。 今では、およそ30メーカー、2,300種類以上のレコード針を、熟練した職人の手仕事で、一貫生産しています。